PROGRESS REPORT (LP) - DIZZY REECE

PROGRESS REPORT (LP) - DIZZY REECE

Atelier Sawano

  • ¥4,104




PROGRESS REPORT (アナログ盤)

ディジー・リース

Release Date : 11/15/2008
Product Number : TAP9
Recording : 1956
Format : LP 12inch
Note : TEMPO原盤(イギリス)/ mono / 重量盤

TEMPOシリーズ復刻第4弾!燃えたぎる情熱。ハード・バップの爽快な旋風が吹きぬける!トランペットの素晴らしき魅力ここにあり。 

*本作品ライナーより抜粋*

Dizzy Reeceの音は一言で言えば燃え滾る情熱だ。このジャケットからも情熱がヒシヒシと伝わってくる。Blue Noteの諸作に比べこの盤はただ情熱だけで押し通すだけでなく、エモーショナルな一面を見せてくれる。ハイスクール時代につけられたニックネームの“Dizzy”はバップの創始者、あのガレスピーからの由来であると錯覚させられるがその当時まだReeceはガレスピーを知らなかったのである。むしろ彼のアイドルは、カウント・ベイシー・オーケストラのバック・クレイトンであり、そのエモーショナルなサウンドは彼からの影響が色濃く出ていると言える。

A-1『Now』、A-3『The Gypsy』、B-1『Riviera』、B-4『Momentum』は12月のテイクで、ピアノのVictor Feldmanをむかえ、カルテットで演奏されている。当時のイギリスではピアノの力量が比較的弱かったが、アメリカで活動していたVictor Feldmanはクリスマス休暇でイギリスに戻ってきており、その折に録音されたもので、彼のよく弾むピアノがこのセッションを引き締まったものにしている。Reeceのペットもよく鳴り響いており、ワンホーンだけに彼の個性がよく出た好セッションといえる。カナダ出身のベーシストLloyd Thompsonも力強いビートを刻み好ましい。A-2『Basie Line』、B-2『Chorous』は4月のセッションで、ギターのDave Goldbergを入れたTempoには珍しいものとなっている。1922年生まれの彼は最年長で、楽曲の提供など、その御大ぶりを十分に発揮している。A-4『Scrapple From The Apple』B-3『Out Of Nowhere』は重鎮Ronnie ScottとのフロントでReeceの音がすさまじい。まさに動と静を表現した好ナンバーに仕上がっており特に、A-4はこの盤随一のナンバーだ。ReeceとScottの研ぎ澄まされた感性がぶつかり合いその音の空気感が果てしなく気持ちよい。一方、B-3はしっとりと歌い上げられる両者のソロは聞き応え十分でその個性を堪能できる。この2曲は、Ronnie Scott名義でEPとしても発売された(『Ronnie Scott Blows With The Dizzy Reece Quartet』EXA45)。興味のある方は探してみては如何であろう。

改めてこのレコードを聴きなおすと、そのコンセプトは実によく構成されており、Tony Hallのセンスの良さが感じとれる。なお、このA面レーベルには、5曲がクレジットされているが、No.2の『Stomp』が収録されていないことを申し上げておきたい。

Text by 足立 豪樹

FEATURED ARTISTS
Dizzy Reece : trumpet
Dave Goldberg : guitar
Johnny Weed : piano
Ronnie Scott : tenor sax
Terry Shannon : piano
Lennie Bush : bass
Phil Seamen : drums
Lloyd Thompson : bass


TRACKLIST

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