PAL JIMMY (LP) - JIMMY DEUCHAR QUINTET & SEXTET

PAL JIMMY (LP) - JIMMY DEUCHAR QUINTET & SEXTET

Atelier Sawano

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PAL JIMMY (アナログ盤)

ジミー・デューカー・クインテット&セクステット

Release Date : 04/28/2008
Product Number : TAP20
Recording : 1958
Format : LP 12inch
Note : TEMPO原盤(イギリス)/ mono / 重量盤

「幻の美女」に出会ったかのような感動。世界初のLP復刻!これぞハードバップ!安定感&躍動感溢れるブロウから生まれる、魅惑に満ちたカンバセーション。心ゆくまでご堪能ください。

*本作品ライナーより抜粋*

『Pal Jimmy』TAP20はQuintetとSextetの2つのセッションから構成され、録音はそれぞれ1958年3月7日と4日となっている。Ronny Scottとの2年半を過ごす前の録音で彼を知る上で非常に重要なセッションであるといえる。A面はミュージカル『Pal Joey』からで、スタンダード4曲でまとめている。叙情的な旋律で幕を開けるA-1『My Funny Valentine』ではJimmy とTubbyのプレリュードが美しい。Seamenのブラシワークも素晴らしい。A-2『I Didn't Know What...』では、サウンド的にマリガンカルテットを彷彿させる。JimmyはChetのフレーズを何度も聞き返し、そのフレーズをコピーしたという。彼の良く歌うソロはChetへのリスペクトか、Tubbyのバリトンもそのテナーとは異なった面を見せてくれ感銘を受けずにはいられない。A-3『Bewitched...』何とも味わい深いナンバーだ。テーマはTubbyのバリトンが静かな炎となり燃え上がる、それに呼応する様に絡みつくJimmy。一音一音かみ締めるようにフレーズをのせて色付けしていく。二人のコンビネーションがマッチしたバラードに仕上がっている。A-4『I Could Write a Book』は筆者の大好きな曲。ここでのTubbyはテナーを吹く。二人の掛け合いが訥々と胸に響く正にカンバセーションだ。自然と聴き入ってしまう二人の会話に癒されずにはいられない。

B面では、リズムセクションはそのままでの3管ハードバップだ。B-1『Heather Mist』はDerek Humbleのソロがはじけている。Jimmyのペットが続き彼のスコアも絶好調だ。B-2『Jak-Jak』これはもう2管のアンサンブルが聴き所だ、よく出来た曲でJimmyのコンポーザーとしての才能が垣間見える。Jimmy、Derek、Kenのソロからはエンカレッジな雰囲気が漂う。B-3『Pal Jimmy』は12小節のブルースだ。フロントの3人が、力強い。ここではKennyのベースがフユーチャーされている。B-4『Split Second』は最後を飾るにふさわしい典型的3管ハードバップに仕上がっておりもうノリノリだ。一気に聴ききってしまう素晴らしい内容だ。

実は、この『Pal Jimmy』プレスが極端に少ないと言われている。当の筆者も過去2度しかこの盤にお目にかかれていないのだ。しかもかなり痛んだものであった。当時としてはその時代にマッチしていなかったのであろうか、再プレスもないようである。個人的ではあるがこのレコード、もっと評価されるべきレコードであると思う。サワノの復刻を機に、パンデミックになる予感。なんとも実に、いいレコードである。

Text by 足立 豪樹

FEATURED ARTISTS
Jimmy Deuchar : trumpet
Tubby Hayes : baritone sax , tenor sax
Derek Humble : alto sax
Ken Wray : trombone
Harry South : piano
Kenny Napper : bass

TRACKLIST

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