JAZZ QUINTET 60 (LP) - JAZZ QUINTET `60

JAZZ QUINTET 60 (LP) - JAZZ QUINTET `60

Atelier Sawano

  • ¥3,599

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完売

JAZZ QUINTET '60 (アナログ盤)

ジャズ・クインテット 60

Release Date : 09/03/2005
Product Number : 1962
Recording : MLP15124
Format : LP 12inch

ジャズ・メッセンジャーズの影響を色濃く反映し、ヨーロッパらしいテイストをちりばめた欧州ハードバップ黎明期を飾る名盤がついに復活。

ここに来てアナログ復刻熱に再び火が付いた観のある澤野工房が、またまた筋金入りのコレクター泣かせの一枚を発掘。その若さ(本作録音時若干22歳)と自身のノッペリとした顔立ちも手伝い「ジャズ界永遠のお坊ちゃま(笑)」と称されたアラン・ボッチンスキーの代表作の1枚ともいうべき「ジャズ・クインテット '60」(デンマークMETRONOME MLP15124)。

先に好評を博した復刻2枚、すなわちHITの「ジャズ・ジャーニー」やFONAの「ポールウィナー'59」を聴かれた方には内容について多くを語る必要はないと思うが、それら2作と演奏者の多くは共通しかつ制作の時期も近く、端的に申せば洗練されたハードバップジャズの愛すべき佳作。変拍子の曲も3曲、モードあるいはクール・スタイル寄りの曲も3つほどあり、楽理に強い欧州ジャズ界の精鋭揃いでスタイル・選曲ともにヴァリエーションに富むが、ミュートを付けて吹くことが多い彼にしては珍しくオープンで熱いソロを展開するB-1・2あたりが聴き所か。5人の中では唯一テナーのニルス・ハサムが些か知名度が低いが、50年台半ばに既に録音歴があり、1962年夏を境にかのベント・イェディヒと入れ替わって当グループに参加、後にボッチンスキーらとともにサヒブ・シハブのオクターヴ盤に関わる。モブレー、ジュニア・クックあたりを消化した堅実なソロを展開している。

それにしてもこのようなレア・アイテムが容易に手に入るようになろうとは。小生自身本作のオリジナル盤を実際に手にしたのはこれまで2、3枚だけ、「ジャズ・クインテット」名義で吹き込まれた同時期の7インチEP盤(TOP POP、DEBUTなどの諸作)よりも目にすることははるかに少ない。スウェーデンやオランダと同様に60年代の初期まではEPが中心のメディアだったという側面はあろう。リーダー作品の多寡に差があり、ダスコ・ゴイコヴィッチには後塵を拝したが、このヨーロッパの名トランペッターが広く再評価される機会を得て実に喜ばしい限りだ。

Text by 児玉 泰彦

FEATURED ARTISTS
Bjarne Rostvold : drums
Allan Botschinsky : trumpet
Niels Husum : tenor sax
Bent Axen : piano
Niels-Henning Ørsted Petersen : bass

TRACKLIST

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