LIVE IN VIENNA - ROMAN SCHWALLER JAZZQUARTET

LIVE IN VIENNA - ROMAN SCHWALLER JAZZQUARTET

Atelier Sawano

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LIVE IN VIENNA

ロマン・シュヴァラー・ジャズカルテット


Release Date : 08/21/2009
Product Number : AS089
Recording : 1987
Format : CD

これぞ「本物」のハードバップ!導火線を走る火花が、クラブに渦巻く熱狂に火をつける!明朗なフレーズが弾けるエネルギッシュ・ライブ盤。

ハードバップとは何か?その回答がここにある。スイスのジョニー・グリフィンとも称されるロマン・シュヴァラーがBASSIC-SOUNDに残した1987年のライブ盤だ。しかも今回のCD化にあたってはLP未収録の二曲(Tr.2、Tr.3)を加え、むせ返るような熱狂も倍増している。全曲素晴らしいが、特に前半の三曲が圧巻。冒頭Tr.1のパワー、スピード、テクニックに度肝を抜かれ、Tr.2のオリジナル曲のブルーノート的格好良さに歓喜、Tr.3ではデスクター・ゴードンばりの歌心全開のバラッドに満腹してしまう。

主役は無論シュヴァラーだが、主役を燃え上がらせる触媒としてのメル・ルイスの腕前も聴き逃せない。二人の出会いは最強のバカテク・バンドとして鳴らしたサド=メル・オーケストラの76年の欧州ツアーまで遡るが、シュヴァラーは80年のジョー・ハイダーのEGO盤で人気者ダスコ・ゴイコヴィッチをも食う離れ業を演じたのち、このメルとの幸福なギグを迎える。何故幸福か?ジャズではベテランから才能ある若手への口述伝承の様な趣や、逆に刺激されたベテランの更なる高みへの覚醒がミソだからだ。80年代で言えば、天の贈り物の如きマルサリス兄弟を擁したジャズ・メッセンジャーズも然り。それらは昨今の若手による習い事ハードバップとはさすがにモノが違う。「学校では教えてくれない」ではないが、こうしてハードバップの血脈は連綿と紡がれて来たのである。

その事を実感した個人的な体験はパリのクラブ「SUNSET」での3年前の忘れ難い一夜。最晩年のジョニー・グリフィンから地元フランスの若手へのハードバップ魂の伝承が、今も鮮やかに瞼の裏に浮かぶ。ましてやシュヴァラーを聴いたら尚更だ。

Text by 羽根 智敬

FEATURED ARTISTS
Roman Schwaller : tenor sax
Roberto Di Gioia : piano
Thomas Stabenow : bass
Mel Lewis : drums

TRACKLIST

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