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Atelier Sawano

KLAVIER FEUER - WOLFGANG DAUNER TRIO

KLAVIER FEUER - WOLFGANG DAUNER TRIO

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KLAVIER FEUER
ヴォルフガング・ダウナー・トリオ


Release Date : 09/01/2006
Product Number : AS060
Recording : 1967
Format : CD

60年代の香りを放つボッサのリズム!当時のポップな色彩感が散りばめられた、ウキウキ気分を盛り上げるゴキゲンな一枚!録音当時の時代の象徴ともいえるビートルズや映画音楽を、ボッサのリズムでカラリと演出。

オスカー・ピーターソンが『プリーズ・リクエスト』というアルバムがあるのなら、ヴォルフガング・ダウナーには本作がある、などというのは少々こじつけすぎか。共通点といえばジョビンの《イパネマ》をやっている点に集約されるが『プリーズ・リクエスト』が64年の録音、そして本作は67年の録音という点に着目してみよう。実はこの3年の間イギリスから出た4人の若者がポピュラー音楽の世界を大きく変えてしまったのは誰もが知っている事実だ。そうするとオスカー・ピーターソンが67年に「リクエスト、どうぞ!」といって録音する時、もしかするとビートルズをやったかもしれない。そんな勝手な検証でダウナーの本作を『プリーズ・リクエスト』にこじつけたかったワケでした。

さてエバーハルト・ウェーバー、ピエール・ファーヴルの2人を加えたトリオでダウナーがビートルズの他ナンシー・シナトラ、フランシス・レイ作曲の映画『男と女』やジョニー・マンデル作曲の映画『いそしぎ』のテーマまでやってしまったこのイージーな感覚。唯一ダウナーのオリジナル曲《NOA NOA》が60年代カラーなボッサ・チューンであるのが素敵なのだが、他の曲にも限りなく60年代の香りを放つボッサのリズムがあちこちに散りばめられており、そうかと思いきや《イパネマ》は4ビートというなんとも天邪鬼な仕掛け。

全体的にピアノ・ソロになるとお得意のダウナー流“リハモナイズされた無調感なコード上をアウト・フレーズで引っ張る”ワザが出てくる。あとエバーハルト・ウェーバーが後の仙人顔にはなっていない爽やかヘア・スタイルが実に心地いい。え?関係ないって?

Text by 馬場 雅之

FEATURED ARTISTS
Wolfgang Dauner : piano
Eberhard Weber : bass
Pierre Favre : drums

TRACKLIST
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