WHEN OCTOBER GOES - CHIHIRO YAMANAKA TRIO

WHEN OCTOBER GOES - CHIHIRO YAMANAKA TRIO

Atelier Sawano

  • ¥2,571




WHEN OCTOBER GOES

チヒロ・ヤマナカ・トリオ

Release Date : 12/08/2002
Product Number : AS025
Recording : 2002
Format : CD

澤野デビューを果たしてから1年。NYから届いた「ピアノの歌姫」の更なる飛躍!彼女の今が表れた自信作はインタープレイの醍醐味に溢れた傑作。パワフルでありながらエレガント、豊かな音色が魅力的。

88の音階を刻む白と黒の鍵盤。それが全てのピアノ弾きに平等に与えられた課題だ。残酷にもその事実はあくまでも平等であり、そこからどのような音楽を引き出せるかはまさにそれぞれの才能の証でしかない。そしてまた、技術であれ、音楽性であれ、何よりイマジネーションであれ、ジャズほどにそれが明確な事実となって示されるジャンルはない。

それぞれに卓越したものを見せながら、しかし、デビュー作ではどこか愛らしさが見てとれた「ピアノの歌姫」山中千尋。第二作目はベースにラリー・グラナディア、ドラムスにはジェフ・バラードという当代屈指の顔ぶれを迎えた。彼等は当然「脇を固める」立場では納まらない。それぞれにクリエイティビティを発揮するリズムセクションはときに複雑なパルスとなって山中に襲いかかるようだ。それを受け止める山中の戦いぶりは血刀を奮うジャンヌ・ダルクでもあろうか。

結果生み出されたものはインタープレイの醍醐味に溢れた傑作だった。相変わらず出色の出来栄えを見せるオリジナル・ナンバーはもとより、Tr.4、6、8とひとひねり効いているようでありながら、「こんなに良い曲なのか」と聴き手が新たな発見するようなスタンダードの選曲も見事だ。そしてそれ以上にバラード演奏においてさえ妥協を排した緊張感が伝わる演奏のクオリティが圧倒的に素晴らしい。蛇足ではあるが、それは単に「飛びぬけて巧い」といたこととは次元が異なる。パワフルでありながらエレガント、豊な音色。ひとまわり大きくなった姿に「我等が」山中の天才を確信した。

Text by 北見 柊

FEATURED ARTISTS
Chihiro Yamanaka : piano
Larry Grenadier : bass
Jeff Ballard : drums

TRACKLIST

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