ZOOT SIMS - ON DUCRETET THOMSON (LP)

ZOOT SIMS - ON DUCRETET THOMSON (LP)

Atelier Sawano

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ZOOT SIMS ON DUCRETET THOMSON (アナログ盤)

ズート・シムズ

Release Date : 08/27/2010
Product Number : 250 V 023
Recording : 1956
Format : LP 10inch

真夜中のリラックス・タイムが待ち遠しい、逆らいがたく、得難い魅惑。テナーサックスの味わい深い語らいにただ耳を傾け、浸るのみ……。

*本作品ライナーより抜粋*

250 V 023、この数字が意味するものは……

澤野がまたまたやってくれました。アナログファンには垂涎の復刻、ジャズ制作者であればその復刻を夢にまで描いた物が澤野の手で現実のものとなる。Zoot信望者だけでなく、全世界のコレクターが血眼になって探し求め、そしてレコード道を極めた人間であれば誰もが一度は手にしたい究極の芸術品、Zoot Sims on Ducretet Thomson(Ducretet-Thomson 250 V 023)だ。その漆黒に浮き上がる二人のポートレイト、赤と白で絶妙に配置された文字、内容、そして‘音' どれをとっても超怒級の代物である。日本では、50年代後半に、かの日本ディスクが10インチとして発売して以来、約半世紀ぶりにその姿を現す。2010年における最大のアナログ復刻と言えよう。Tempo 復刻中の澤野であるが、それをひとまずお預けしての企画であるのでこの復刻には並々ならぬ情熱が感じられる。澤野の拘りは‘音'、それは過去のアナログ復刻で実証済。本盤の復刻の一番の拘りはやはり‘音' であると澤野関係者がニンマリと微笑む。
 
(中略)
 
本盤の演奏内容においては今更言及する必要はないであろう。Zoot信望者であればもう100回、200回と耳タコで聴いておられるだろうが、あえて言及させていただければ、やはりQuincy Jonesの『Evening In Paris』につきる。静寂に立ち込める霧の中から姿を見せるHenri Renaudの美しい4バースの序章にのせ、Zootの切なくて情感たっぷりに表現してくれるテナーの音色は聴く者の全てを奪い去る魔力がある。ここでのZootは実にいい。実に深い、ここには神がのり移っている。たった3分15秒の中に全身全霊を傾け、その生ける全ての時をこの演奏に懸け、ジャケットのふたりのポートレイトからはお互いに分かり合えた一種の友情とパリへの独特な雰囲気に想いをめぐらせているようだ。

John Haley“Zoot”Sims、1925年10月29日生、85年3月23日没。本盤レコードNo.250 V 023。この数字25と23、これは偶然の一致であろうか?やはりDucretet盤はZootが生涯をかけた一世一代の名品であることを裏付けているようでならないのだ。Zoot の参加作品約455枚以上、その中の最高峰がこのDucretet盤であることは、この時すでに決まっていたのかも知れない。

そんな想いを今は亡き、Zootに馳せようではないか。『Evening In Paris』が一層身にしみますぞ……。

Text by 足立 豪樹

FEATURED ARTISTS
Zoot Sims : tenor sax
Jon Eardley : trumpet
Henri Renaud : piano
Benoit Quersin : bass
Charles Saudrais : drums


TRACKLIST

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