D'ACCORD - SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
D'ACCORD - SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
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D'ACCORD
セルジュ・デラート・トリオ with アラン・ブルエル
Release Date : 10/25/2013
Product Number : AS136
Recording : 2013
Format : CD
FEATURED ARTISTS
Serge Delaite : piano
Pascal Combeau : bass
Jean-Marc Lajudie : drums
Alain Bruel : accordion
TRACKLIST
セルジュ・デラート・トリオ with アラン・ブルエル
Release Date : 10/25/2013
Product Number : AS136
Recording : 2013
Format : CD
アコーディオンとセルジュのピアノが絶妙な音を奏でる。穏やかな中にも、心華やぐ、素敵な作品。
これはまた洒落た企画ではないか。サワノの看板ピアニストの一人であるSerge Delaiteの二枚の新作、ジャケットの意匠を是非ご覧戴きたい。パリの街角の、午後のカフェと、夜のビストロ。通りの名前を示すプレートには”AVENUE de ATELIER SAWANO”の文字が。さしずめ、澤野工房がお届けする「昼と夜のセルジュ」(おっと……決してパクリではありませんぞ)というところ。とすると、CDに収められた音楽は、ふたつの店の小さなステージで演奏されているものかも知れない。
「昼」はピアノ・トリオに、アコーディオンを加えた編成になっている。パリの街に似合う音楽というと、どうしてもアコーディオンの音色を思い出してしまう。実際、休日のセーヌ河畔では、今も当たり前にアコーディオン弾きを見かけられるはずだ。旧いシャンソンに一番似合う伴奏は、多分そのセピア色の響きではないだろうか。ここでの主人公は、だから、むしろアコーディオンを操るAlain Bruelだと言っていいだろう。Sergeはいつもながらの軽やかなタッチでノスタルジックな世界を支えている。選曲もまた彼らしく、誰もが知るスタンダードを趣味よくチョイス。それらの楽曲はほとんどがアメリカ産のものなのだが、不思議なことに彼らが演奏すると、まさしく「パリの音」になってしまう気がする。シャンソンのエッセンスが香り立ち、漂いはじめるのだ。
晴れた日曜日の昼下がり、このCDをBGMに食事できたとしたら……あ、もちろん、できるなら大切な誰かと一緒が良い……かなり幸せな気分になれるのではなかろうか。穏やかな中にも、心華やぐ、素敵な作品である。
FEATURED ARTISTS
Serge Delaite : piano
Pascal Combeau : bass
Jean-Marc Lajudie : drums
Alain Bruel : accordion
TRACKLIST