BAYAHIBE - PIERRE-STEPHANE MICHEL TRIO
BAYAHIBE - PIERRE-STEPHANE MICHEL TRIO
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BAYAHIBE
ピエール=ステファン・ミッシェル・トリオ
Release Date : 04/14/2004
Product Number : AS037
Recording : 2002
Format : CD
FEATURED ARTISTS
Pierre-Stéphane Michel : bass
Bruno Ruder : piano
Frédéric Delestré : drums
TRACKLIST
ピエール=ステファン・ミッシェル・トリオ
Release Date : 04/14/2004
Product Number : AS037
Recording : 2002
Format : CD
ベース界に驚異の新星現る!繊細さと知性を極めた恐るべきトリオ。珠玉の楽曲を携えた新たなる傑作の登場!本当に魅力的なオリジナルの楽曲達。しかも、その繊細で知的な気配はこれぞユーロ・ジャズの王道といえる。
ベーシストのリーダー作は少ない。「1stベースマン」の異名を取ったP・チェンバースにして数枚がある程度。ピアノ・トリオのリズムを考える場合、ドラムスは推進力と言えるだろうが、むしろ、支配者はベースなのだと感じる。ピアノとドラムスという組み合わせに較べ、ピアノとベースのデュオは数多く存在するし、レコードを想起すれば名盤の名に値するものもある。これはベースという楽器のジャズ演奏における重要性と柔軟性を示す事実であるような気がするが、それにしてはスポットの当たる瞬間は不当に少ない。
サワノにおいてはJ・P・ヴィレの素晴らしいリーダー作を既に2作リリースしており、ベーシストの活躍にも注目してきたところだが、新たに才能あるニューカマーが登場する。それが本作の主人公、ミッシェルだ。
ベーシストとしての力量そのものは聴いていただければすぐ分かることなのでいいとして、凄いのは作曲能力だ。全曲オリジナルのこのアルバムは本当に魅力的な楽曲揃い。しかも、その繊細で知的な気配はこれぞユーロ・ジャズの王道という感じなのだ。表情の変化が鮮やかなタイトル曲をはじめ、Tr.3、6、7などは是非聴いていただきたい。その上、チームを組むピアノのルデー、ドラムスのドレストルも、「あんたら、どこに隠れてたんや?」というくらい巧い。
美しいが、感傷的ではない演奏。それはまるで、空の奥にある真っ白い絹雲のようでもある。ベース音に始まり、ベース音に終わる。しかし、これはまぎれもなく傑出したピアノ・トリオのアルバムなのだ。
FEATURED ARTISTS
Pierre-Stéphane Michel : bass
Bruno Ruder : piano
Frédéric Delestré : drums
TRACKLIST