Atelier Sawano / Disk Union
MADRIGAL (LP) - CHIHIRO YAMANAKA TRIO (2026)
MADRIGAL (LP) - CHIHIRO YAMANAKA TRIO (2026)
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MADRIGAL (アナログ盤)
チヒロ・ヤマナカ・トリオ
Release Date : 10/7/2026
Product Number : KNLP1010
Recording : 2004
Format : LP 12inch Heavy Vinyl
山中千尋デビュー25周年を記念し、澤野工房3作品を一挙同時レコードリリース!
原点にして頂点。2026年にデビュー25周年を迎える世界的ジャズ・ピアニスト山中千尋の長らく入手困難となっていた澤野工房3作品が待望のアナログ再発!2004年発売のサード・アルバム『マドリガル』はその後世界を舞台に活躍する山中千尋を予感させる重要作。オリジナル楽曲の存在感はさらに増し、ブラジル音楽からモダンジャズまでを自在に横断するスケール感あふれる世界観を描き出した一枚だ。180g重量盤ブラック・ヴァイナル。
※こちらの商品はディスク・ユニオンが制作・発売元となっております。
山中千尋のサードアルバムMadrigalは2004年にリリースされた。
Larry Grenadier(b)、Jeff Ballard(ds)とのトリオ(3曲はds がRodney Greenに交代)は前作When October Goesと同じ布陣だ。
「八木節」を初演し、スタイルを確立したと言えるセカンドアルバムに続く3作目では、特に山中のソロにおける弾きっぷりに注目したい。
こっそりと呼んでいるのだが、「山中節」の展開を楽しめる、それがこの作品の最大の特質だと思うからだ。
もちろん、別な見方もある。
そちらを先に取り上げよう。
簡単に言えば、山中には色々な抽斗があって、色々なことができるんだな、と分かる。
もともとそれを強く感じさせる人だが、才気に溢れているのだ。
例えば、B-1のSchool Days。
最初からテーマが出てこないから、これは何だろう?と思っていると、そのうちにギクシャクした感じで提示されるメロディは、中学校の音楽の時間に習った「学生時代」ではないか。
こういうことをやるんだよな、と思う。
B-3のCaravanやB-4のTake Fiveもそうだ。
山中を有名にした演奏のひとつに、ファーストアルバムのThe Girl from Ipanemaがあるが、それと同じくアレンジメントの妙なのである。
アレンジでまず捻って自分の世界を示し、その上でソロを組み立てる。材料はスタンダード・ナンバーなのだが、その段階で山中の音楽、なのだ。
そういう意味で、アーティストとしてのキャパシティを感じさせるものになっている。
アナログLP化されてアルバムはA、B面に分かれているが、B面は特にそういう色合いではないだろうか。
そこには、使用楽器も含めて、ひとつの作品の中でいくつもの表情を見せるようになった山中の、現在に続く道が見えるだろう。(一部抜粋)
Text by 北見 柊
FEATURED ARTISTS
Chihiro Yamanaka : piano
Larry Grenadier : bass
Rodney Green : drums
Jeff Ballard : drums
TRACKLIST
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