FOR ELVIRA - FRANCESCA TANDOI TRIO
FOR ELVIRA - FRANCESCA TANDOI TRIO
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FOR ELVIRA
フランチェスカ・タンドイ・トリオ
Release Date : 07/11/2014
Product Number : AS140
Recording : 2014
Format : CD
FEATURED ARTISTS
Francesca Tandoi : piano, vocal
Frans van Geest : bass
Frits Landesbergen : drums
TRACKLIST
FOR ELVIRA
フランチェスカ・タンドイ・トリオ
Release Date : 07/11/2014
Product Number : AS140
Recording : 2014
Format : CD
女神、降臨。弾むピアノ、艶やかなヴォーカル。才色兼備の新星があなたを魅了します。
気になります。彼女の胸の、鍵の形のペンダント・トップ。新星、Francesca Tandoi……。 男性が美女に弱いことは時代の古今、洋の東西を問わず、そして、男性がそれに向かいあう時には、持ち前の誇大妄想がより膨らむのである。
その鍵で開くべきなのは、アナタの心なのですか?くらいの飛躍は朝飯前の夜明けの夢。そも、かの名手Monty Alexanderが、ライナーで彼女のピアノを「演奏は良い、曲は良い、アレンジも良い」と褒めちぎった上で、ヴォーカルについてさえ「風変わりなアクセントが魅力」……何せ褒めたいんだろう……と言っている。アナタ、もしかして彼女の色香に惑ってるだけじゃないんですか?とツッコミ入れるのだが……。実際聴いてみると、男であるがゆえの目(いや、耳)の曇りでないことはすぐに分かった。タイトル曲のワルツTr.2は確かに女性ならではの美しさを感じるが、スウィンギーなTr.1、快調に飛ばすTr.6 などにこそその本領はある、と思う。個人的には彼女のオリジナルであるブルーズ・ナンバーTr.8がフェイバリット。Bobby Timmonsばりのタメを利いた節回しに思わずニンマリする。4曲で披露されるヴォーカルは、素直に歌いこなしていて、これもまた確かに素敵だ。
イタリア生れ、オランダのハーグ王立音楽院で学んだ才媛を見出したのはJos van Beest、なるほど、「サワノの音」である。気がつくと、何度も繰り返して聴いていた。おや?そうすると、彼女の鍵が開くのは、リスナーの心の扉、だったのかも知れない。
FEATURED ARTISTS
Francesca Tandoi : piano, vocal
Frans van Geest : bass
Frits Landesbergen : drums
TRACKLIST