BOBBY JASPAR QUINTET
BOBBY JASPAR QUINTET
完売
BOBBY JASPAR QUINTET
ボビー・ジャスパー・クインテット
Release Date : 10/26/2012
Product Number : AS126
Recording : 1956
Format : CD
ボビー・ジャスパーの柔らかで深みのある音色は聴く者を魅了する。澤野工房が手掛けるユーロ・ジャズ三大幻の名盤、未公開2曲を含むオリジナルジャケットで世界初CD化
仏ColumbiaのJazz Stars Seriesはその‘音質’の良さで定評がある。本作は今年2012年夏にLPとして復刻され話題をさらった物で、今回のCD化に際しEP盤(ESDF1142)の2曲が追加収録された。
Bobby Jasparは1926年ベルギーに生まれる。1950年には活動の拠点を仏パリにおき様々なミュージシャンと共演しVersailles, Barclay, Swing, Vogue等のレーベルで幅広い活動を続けて行く。この頃の彼はStan Getzに傾倒しそのサウンドとアドリブは一聴してそれと解る程の心酔ぶりだ。1955年のBarclay盤(84023)ではフランスのエスプリを効かせ暖かいGetzライクな彼のテナーが堪能できる。同55年にはChet Bakerら多数の米国ミュージシャンが渡仏し、大いに刺激を受けた彼は翌56年には待望の渡米、見事J.J. Johnsonのグループのメンバーとなる。J.J.抜きのメンバーで録音したものが本作である。2つのセッションで構成され、ピアニスト、Flanagan対Costaともとれる非常に味わい深いものである。58年にはDonald Byrdの名盤、パリ・オリンピア劇場のライブ盤『Byrd In Paris』(このツアーは地元ベルギーでも行われ絶賛を博す)、59年にはWynton Kellyの『Kelly Blue』に参加する。本作以降のプレイは真のハードバッパーとしてのハードなアタックとサウンドアプローチがあり確かな成長を成し遂げた彼を発見できる。
二つの個性が融合され叙情性にあふれた独特な魅力を力強く形成し一流の域に到達した。
FEATURED ARTISTS
Bobby Jaspar : cl, ts, fl
Tommy Flanagan : piano
Nabil Totah : bass
Elvin Jones : drums
Barry Galbraith : guitar
Eddie Costa : piano
TRACKLIST