STARLIGHT REFLECTIONS - WALTER LANG TRIO

STARLIGHT REFLECTIONS - WALTER LANG TRIO

Atelier Sawano

  • ¥2,619




STARLIGHT REFLECTIONS

ウォルター・ラング・トリオ


Release Date : 09/20/2013
Product Number : AS135
Recording : 2013
Format : CD

澄みゆく静けさの中に無数の星がまたたく。キャンバスに描かれたロマンティックなラヴソング。

しんと静けさに包まれた夜、澄んだ空には無数の星がまたたく。上からピアノの音粒が舞い降りてくるとベースは低い鐘を鳴らし、シンバルがきらめくような足取りで現れた。なんだか素敵なことが起こりそうな予感! 音楽とイマジネーションがひとつになる、幸せな時間のはじまりだ(Tr.1)。

ドイツのピアニスト、ウォルター・ラングによる澤野工房の一作目が、この『Starlight Reflections』。一聴すればわかる、これは12の夜の情景を切り取ったアートワークだと。サイドにはスウェーデンからのベーシスト、トーマス・マークッソンと自国ドイツのドラマー、セバスティアン・メルクが起用されている。ベースは歩いても歌っても美しく、ドラムは剛柔のバランスが良い。ピアノはひんやりとした叙情性が印象的で、肘や手首の柔軟さに裏づけられた技量はもとより、旋律やヴォイシングにおける色・明・彩の巧みさが光る。

When Lights Are Low(Tr.2)がなんともロマンティックで可愛らしいこと! E♭のキャンバスに描かれたこのラヴソングは、彼らの手によって、遠い昔の夜に読んだおとぎ話に変身する。可憐なピアノと軽やかなリズム、聴かせるツボを心得た演奏だと思う。ピアノのソロで始まるI’m a Fool to Want You(Tr.11)は、旋律の最初の3音をモチーフに対位法が用いられて面白く、たっぷりのイントロと続く本編にはまるで縫い目がない。透き通った音色は優しく、何かの秘密のように夜の余韻がたなびく。

ウォルター・ラングは今後、私たちにどんな新しい景色を見せてくれるのか。今からとても待ち遠しい。

Text by 小島 万奈

FEATURED ARTISTS
Walter Lang : piano
Thomas Markusson : bass
Sebastian Merk : drums

TRACKLIST

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