I'LL CLOSE MY EYES - VLADIMIR SHAFRANOV TRIO

I'LL CLOSE MY EYES - VLADIMIR SHAFRANOV TRIO

Atelier Sawano

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I’LL CLOSE MY EYES

ウラジミール・シャフラノフ・トリオ


Release Date : 01/22/2010
Product Number : AS094
Recording : 2009
Format : CD

年月を重ね、熟成の極みから生まれた最高のピアノトリオ。
ボッサ、北欧、ハードバップ……様々なテイストが重なった
ブレンデッドジャズから薫りたつ、優雅なスウィング。

シングルモルトの聖地アイラ島とアイリッシュウィスキーの発祥の地アイルランドを訪ねた村上春樹のエッセイがある。そのタイトル『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』は、もしそうならばウィスキーの魅力を伝えるためにどれだけ文字を重ねるよりもグラスをただかわすだけでいい、もちろんそんなことはないので苦労するのだ、というところから来ている。『Easy To Love』以来、2年ぶりのシャフラノフの新作の魅力を語ろうとするのもこれと同じかも知れない?。

「もし僕らのことばがピアノであったなら」、春の陽光のように喜びに満ちたメロディも、初参加のデンマーク・ジャズ界の重鎮イェスパー・ルンゴーの叙情的なアルコと絡む切なくも耽美に溺れない端正なタッチも、一転してルンゴーのベースとともにJ・ジルベルトやカルロス・リラのボサノバでみせる陽気さも、「Are You Real」や「Cherokee」でみせるバップピアニストの剛腕も、「ロシュフォールの恋人たち」やJ・アンドリュースの歌で知られる「Whistling Away the Dark」などの映画音楽が散りばめられた選曲の妙などなど、つたないことばで語るまでもなく正しく確実に共有できるのかもしれない?。

しかし、同時に村上はこうも言っている、「でも例外的に、ほんのわずかな幸福な瞬間に僕らのことばはほんとうにウィスキーになることがある」と。瞳をとじてシャフラノフのピアノに静かに身をゆだねてみよう。ふたたび瞳をひらいたとき、僕らのことばはピアノになっているかもしれない。そんな幸せな瞬間を夢見て。

Text by 白澤 茂稔

FEATURED ARTISTS
Vladimir Shafranov : piano
Jesper Lundgaard : bass
Jukkis Uotila : drums

TRACKLIST

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