NOTTURNO - ROBERTO OLZER TRIO with STRINGS

NOTTURNO - ROBERTO OLZER TRIO with STRINGS

Atelier Sawano

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NOTTURNO
ロベルト・オルサー・トリオ・ウィズ・ストリングス


Release Date : 9/22/2021
Product Number : AS170
Recording : 2019
Format : CD / Streaming

極め付けの美音が描き出す、「夜の迷宮」。天才 Roberto Olzer があなたを幻想に酔わせ、夢へと導く。求め続けた、これが「アトリエ・サワノ」の集大成。

やっとこの音源を世に問うことができる。まず、そのことに安堵している。Roberto との企画スタートは丸2年前であり、音源が到着したのは昨年の初めだった。諸事情が重なる中、リリースが宙に浮いてしまい、お蔵入りの不安さえ抱えて、隔靴掻痒の日々が続いた。それが遂に解消される。最初にこうしたことを書くのは、仮にこの音源が日の目を見ないとすれば、それはジャズにとっての罪悪であり、損失だと考えたからだ。いつかこれが「発見」されたり「発掘」されたりする?冗談ではない。これは何が何でもASナンバーを冠して世に出さねばならない。そうでなくては、澤野工房である意味がないのだ。そう断言させるものが、ここにある。

サワノのアーティストにあっても、「最も美しい音」を奏でる Roberto Olzer がコンセプトから作り込み、トータル・アルバムとして完成させた NOTTURNO(夜想曲)は、そのタイトルの通り「夜のサウンドトラック」だ。それは、星降る夜なのか、漆黒の闇に包まれた夜なのか。恋人との夜なのか、一人きりの夜なのか。出逢いの夜なのか、別れの夜なのか……。Miles Davis が Kind of Blue で描いた都市の夜を、遥かな年月を経て、イタリアの生んだ天才ピアニストが彷徨する。寄り添うのは3つの弦楽器のやわらかくも深々とした響き。それを名匠 Stefano Amerio のマスタリングが磨き上げる。

将来のことは分からないが、今日只今であるならはっきり言えることがある。これは極め付きに美しい音楽で、間違いなく今までで最高のもののひとつだ。聴く者の心を幻想で満たし、夢想へと誘う。つかのま、あなたは未踏の夜の迷宮の旅人となるだろう。このアルバムは、サワノの誇りなのだ。

Text by 北見 柊

FEATURED ARTISTS
Roberto Olzer : piano
Yuri Goloubev : bass
Mauro Beggio : drums

TRACKLIST

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