THREEO - PAOLO DI SABATINO TRIO

THREEO - PAOLO DI SABATINO TRIO

Atelier Sawano

  • ¥2,571




THREEO

パオロ・ディ・サバティーノ・トリオ


Release Date : 08/23/2013
Product Number : AS134
Recording : 1999
Format : CD

サバティーノが煌めく音色で、色彩感溢れるメロディを紡ぐ。2000年にリリースされ、入手困難な幻の名盤『Threeo』がここに蘇る。

冒頭からのけ反るような音が出てくるのである。重量級のリズム陣がブルースはかくあるべしと握りしめた拳に、現代的洗練を込めて迫り来る。対するサバティーノはタメを利かせた見事なノリで、ピアノを朗々と鳴り響かせ、今にもスピーカーから飛び出してきそうな活きの良さだ。続くラテン曲となれば、これはもうオラシオ・エルナンデス無双。負けじとジョン・パティトゥッチは得意の6弦ベースで技巧の限りを尽くし、サバティーノが煌めく音色で、色彩感溢れるメロディを紡ぐ。

まるで美音のシャワーのようなこのトラックをハイライトに、全編恐るべきテクニックを駆使しながら、難解なところが一つもない。そして寂寥感のある名曲「The Old Country」でもほんのりとした暖かさを滲ませて、リスナーに音そのものをすくい取る至福な時を過ごさせてくれる。だからピアノトリオの新名盤として、リリース以来愛され続けて来たのだろう。また名盤の大切な条件は再発されることにある。

本作はサバティーノが1999年にシカゴの名門クラブ「JAZZ SHOWCASE」に出演したことを契機に、同地のHallwayレーベルからリリースされたが、気がつけば入手困難な状況で、タイミングを逃したファンからは歯噛みの大合唱だったのだ。しかし真に優れた作品がそのまま埋もれる事はない。ファンの声に応えるかのように澤野工房が動いた。それは信頼出来る「耳」からのお墨付きでもある。名盤の第二の誕生と言えよう。『Threeo』が傍にあることで、我々はこれからも幸福な時間を過ごせるのだ。

Text by 北見 柊

FEATURED ARTISTS
Paolo Di Sabatino : piano
John Patitucci : bass
Horacio Hernandez : drums

TRACKLIST

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