PLAYS JOBIM - TIZIAN JOST TRIO

PLAYS JOBIM - TIZIAN JOST TRIO

Atelier Sawano

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PLAYS JOBIM

ティチィアン・ヨースト・トリオ


Release Date : 01/26/2007
Product Number : AS064
Recording : 2006
Format : CD

ただ、美しいメロディと心はずむリズムだけを。ボサノヴァ史上最高のメロディ・メイカー、ジョビンの魅力をピアノ・トリオで!常春を呼ぶ至福の時間をあなたにお届けします。

ビートルズのメロディをもって現代のクラシックであると考え、我らのモーツァルト、ベートーベンに擬する人は多い。肯ける。ただ、もちろんそれだけが正解ではない。

例えば、あなたはアントニオ・カルロス・ジョビンを知っているか?そのメロディのいかに美しく陰影に富み、類を絶しているかを知っているか?作曲者の名を知らずとも誰もが聴きおぼえのある曲がある。それらは生活の様々な場面で耳にしていて知らず知らずに憶えてしまうような種類のものだ。ジョビンほどそういう曲を作り出している人はいないのではないだろうか?ジャズの世界においても数限りなく取り上げられ、60年代以降に限るならそれはコール・ポーターの楽曲さえ凌いでいるかもしれない。

このCDではそういうジョビンの魅力をピアノ・トリオで味わっていただく。Tizian Jostは前作で有名スタンダードを享楽的と言ってしまえるほど快適に演奏していたが、ここではなにせ素材が素材だ。快適さに輪がかかる。ここにあるのは美しい旋律と心はずむリズム、ただそれだけなのだ。タイトなまとまりを見せるトリオはミディアム・テンポで心地よく疾走する。やわらかな陽射しの海岸をゆったりとドライヴするような、えも言われぬ快感が押し寄せるに任せれば、心はもはや常春の夢の中だ。そしてその中からかすかに憂いが滲み出す刹那の甘い哀しみ。おそらくはそれをSaudade(サウダーヂ)と呼ぶのだろうか。

ここでは英語タイトルで収められているTr.9の原題、"Chega de Saudade"、想いあふれる世界にどうか浸っていただきたい。蛇足ながら、最もサワノらしいCDのひとつでもある。

Text by 北見 柊

FEATURED ARTISTS
Tizian Jost : piano
Thomas Stabenow : bass
Klaus Weiss : drums

TRACKLIST

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